【コラム・英語テンプレート付】実録:コインのスラブ番号を検索したら、手元にあるものとは違う内容が表示された ~PCGS編①~
実録
コインのスラブ番号を検索したら、手元にあるものとは違う内容が表示された ~PCGS編①~
これは弊店が経験したことの実録になります。
2009年米国ウルトラハイレリーフ金貨のMS70PL First Strikeが米国ディーラーから届きました。
ショッピングサイトに掲載するために、PCGS Cert Verificationのアプリを開き、番号を入力すると、何とPLのないMS70 First Strikeとの結果が出てきたのです。
PLがなくなると、おそらく価値は50万円程度になってしまう。どういうことなんだろう?
いや、その前にこのコインがそもそも偽物の可能性も出てくるから、売れるわけもない…
まさに青天の霹靂。
心拍数が多いに上がりました、
しかし数多くの取引をしてきて、規模や知名度もあるあのディーラーでこんなことがあるのか!?
このような場合にどうすればよいのか。
PCGSに直接聞くしかありません。
おそらくディーラーに聞いても、真偽どうであれPCGSに確認する以外の術はまずないでしょう。
PCGSのサイトを開き、contractやcompanyなどの欄から問い合わせ先を探しました。
特にPCGSは日本語サイトがあるので調べやすいです。
ただし、日本語でも問い合わせはPCGS香港の管轄になりますので、問い合わせは香港と念のため本国にも英語で送りました。
以下その時のメール文になります。
文法はあまり気にしなくても伝わるものですね。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
Dear PCGS,
I have (番号) ,2009 Ultra High Relief PCGS MS70PL FIRST STRIKE.
Now I am so confused that nowadays.I searched PCGS Certification,and I found my 2009 ultra high relief was not PL,MS70 First Strike on your Certification.
But in slab case,it is written with PL.
Is it with PL or not PL?
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
すると、調べますと返信があった後、5日後(3営業日後)に以下のように連絡が届きました。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
Dear (名前) san
The PCGS # of Website is updated to #(番号)
https://www.pcgs.com/cert/(番号)
I guess it is no problem right now.
Thank you very much for choosing PCGS Service.
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
無事修正されました。
特に謝罪があるわけでもなく、日常起きているであろうことが伝わります。
これはメールだけで簡単に解決した事例になり、「鑑定会社のサイト結果にも誤表示はあり、依頼すれば修正してもらえる」という大きな教訓になりました。
鑑定会社には日々多くのコインが届き鑑定しています。
コインは10年どころではなく100年200年をも想定したものであるため、その結果を保存保管しておくデータは増える一方です。
このため、システムエラーなどで表示がずれるなどの事態は今後も頻発することは十分考えられます。
手元のスラブ番号と検索結果が異なって出てきても、落ち着いて問い合わせをしてみて下さい。
とはいえ、約100万円の金貨が偽物かもしれないという疑惑の5日間は冷や汗ものでした…。