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コイン業界ニュース・コラム 次の大規模自然災害に備えて、自分自身とコインを守る方法

『Protecting Yourself and Your Coins for the Next Megadisaster』
https://www.coinagemag.com/protecting-yourself-and-your-coins-for-the-next-megadisaster/

日本と違って山火事や大型な火災保険の話が入っていますが、米国は大規模自然災害に対してどういう目線で備えてるかという考え方は参考になるのではと思います。

次の大規模自然災害(メガディザスター)に備えて、自分自身とコインを守る方法

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的なパンデミックは、私たちに「予期せぬ事態を予測すること」の重要性を改めて認識させました。

2006年にアルフレッド・A・クノフ社から出版された『Americans at Risk: Why We are Not Prepared for Megadisasters(アメリカ人のリスク:なぜ我々はメガディザスターへの備えができていないのか)』という本の著者、アーウィン・レドレナー博士は、パンデミックや災害に関する予測を詳細に記していました。著者の警告が現実となり、私自身もパンデミックの影響を受けました。

ハリケーン・カトリーナ(2005年)、スーパー・ストーム・サンディ(2012年)、カリフォルニアの山火事(2017年)、ハリケーン・フローレンスとマイケル(2018年)など、アメリカは数々の大災害を経験してきました。政府機関であるFEMA(連邦緊急事態管理庁)は、過去に以下の3つのリスクを特定していました。

・ニューヨーク市への大規模なテロ攻撃
・ニューオーリンズを襲う壊滅的なハリケーン
・サンフランシスコで発生する大地震

このうち、最初の2つはすでに現実となり、サンフランシスコの大地震もいつ発生してもおかしくありません。今後も、テロ攻撃、洪水、山火事、パンデミックなどのリスクに備えることが重要です。

コインを守るための具体的な対策:

1. 保険の加入
災害時にコインを守るために、適切な保険に加入することが重要です。テロ攻撃や自然災害をカバーする保険があるか確認(標準的な住宅保険ではカバーされないことが多い)し、「All-Risk(オールリスク)」タイプのコイン保険を検討(旅行時やコインショー参加時にも適用可能)する。保険契約の詳細を確認し、不足があれば追加補償を検討する。

2. 保管方法の最適化
金庫の活用
⇒TXTL-60レベルの耐火・耐爆金庫が推奨される。最低でもTL-30×6(30分間耐久、6面保護)の金庫が望ましい。UL125認証の金庫を使用すると、2000°F以上の火災からコインを守れる

貸金庫(セーフティボックス)
⇒保険契約に貸金庫の内容が含まれているか確認する。銀行やホテルの貸金庫は保険適用外の場合があるため、個別に保険を手配する。

3. 災害時の緊急対応
可能であれば事前に高い場所にコインを避難させる。ただし、自身の安全が最優先(コインを守ろうとして命を危険にさらさない)である。金融システム崩壊時のために、取引可能な金貨や銀貨を手元に保持することも検討する。

4. 記録の管理
購入証明書を別の安全な場所に保管(親戚や信頼できる人の家、クラウドストレージなど)する。コインの写真を撮影し、デジタルデータとして保管する。所有コインのリストを作成し、定期的に在庫を確認する。

5. コインの修復(ダメージを受けた場合)
洪水などでダメージを受けても、専門機関で修復可能な場合がある。NGCやPCGSの公認サービスを利用するのがベスト。自分で修復を試みると逆に価値を下げる可能性があるため、専門家に依頼する。

結論
災害は避けられないが、適切な準備をすることで損害を最小限に抑えることが可能である。

・保険に加入する
・金庫や貸金庫を活用する
・災害時には自身の安全を最優先する
・記録をしっかり管理する
・コインが被害を受けた場合は専門家に修復を依頼する

コインは単なる資産ではなく、歴史的価値を持つものです。適切な準備と管理を行うことで、次の大規模自然災害に備えましょう。