2026年 アメリカ独立宣言署名から250周年記念、セミクインセンテニアルへの準備
『Jeff Garrett: Getting Ready for the 2026 Semiquincentennial』
https://www.ngccoin.com/news/article/14237/
『2026年 セミクインセンテニアルへの準備』
アメリカ独立宣言署名から250周年を記念して、米国造幣局(US Mint)やその他の機関が特別な記念コインやメダルの発行を準備中です。
〇セミクインセンテニアルとは?
「セミクインセンテニアル(Semiquincentennial)」という言葉をこれから頻繁に耳にするようになるでしょう。これはアメリカ独立宣言署名250周年の記念イベントを指す言葉で、2026年7月4日を中心に全米でさまざまな行事が行われる予定です。
ワシントンD.C.のスミソニアン・アメリカ歴史博物館では、来年の来場者数が倍増(700万人以上)と予測されています。
〇記念コインの発行予定
2026年は米国貨幣収集の歴史的な年となるでしょう。
米国造幣局からは以下のような注目コインが発行予定です:
・史上初の「ベル型コイン」(フィラデルフィアのリバティベルを模した形状)
・1776–2026のプライビーマーク付き流通貨幣
・「ベスト・オブ・ミント」再発行提案(検討中)
過去の名作を再発行する「Best of the Mint」コレクションも提案されています:
1916年 マーキュリーダイム
1916年 スタンディング・リバティ・クォーター
1916年 ウォーキング・リバティ・ハーフダラー
1804年 ドレープドバストダラー
1907年 ハイリリーフ・ダブルイーグル
→ 特に後者2点は非常に人気が出ると予想されています。
〇海外ミントも記念コインを発行
米国以外の政府系造幣局も参加予定:
英国造幣局:記念コインまたはメダルを発行予定
フランス造幣局:独立戦争におけるフランスの貢献をテーマに発行予定
他国のミントも独自の記念コインを準備中
〇1セント硬貨(ペニー)の終了が現実に
2026年に1セント硬貨が製造終了見込みです。
鋳造コストが1枚あたり約4セントに達し、廃止が加速しています。
ミントは既に1セント用ブランク(素材)の新規発注を停止しています。
記念用のProof Setに1セントを含めるという発表は現時点では未定です。
この出来事は、収集業界にとって歴史的転換点です。
※1857年にラージセントが廃止された際、一般市民の間でコレクション文化が生まれた。
※2026年以降、リンカーンセントの「完全セット」は1909〜2026年で完結することになる。
〇クォーターの人気は続く
1999年から始まった州別クォーターシリーズ以降、クォーターは収集入門コインとして人気を維持している。
「Red Book(米国硬貨ガイド)」は毎年これらの掲載スペース確保に苦慮しているほどである。
2026年には記念クォーターが発行され、リンカーンセントの役割を補完する可能性がある。
〇シルバー・ゴールドイーグルの40周年
2026年はアメリカン・シルバー/ゴールドイーグル・シリーズの40周年であり、記念発行はまだ正式発表されていないが、特別版が出る可能性は高い。
シルバーイーグルは現在最も収集されている米国コインの1つである。
結論
2026年は貨幣収集界にとって記念碑的な年となる。
アメリカの歴史に世界の注目が集まるこの機会は、ホビーの成長にもつながるだろう。
✅ 要点まとめ(箇条書き)
2026年は米国独立250周年(セミクインセンテニアル)
米国造幣局が記念コイン多数発行予定(初のベル型コインなど)
「Best of the Mint」再発行案に過去の名作コインが含まれる
英・仏など他国のミントも記念品を発行予定
鋳造コストの高騰で1セント硬貨が2026年に製造終了予定
リンカーンセントは1909~2026年の完結セットになる
記念クォーターとシルバー・ゴールドイーグル40周年も注目
コイン収集の普及・拡大の好機とされている