PCGS社コラム:プルーフとプルーフライクは全くの別物 ~元々はモルガンダラー専用の分類だった~
『The Difference Between Proof & Prooflike Coins』
https://www.pcgs.com/news/the-difference-between-proof-and-prooflike-coins
『「プルーフとプルーフライクは全くの別物』
PCGSには「プルーフ(Proof)」と「プルーフライク(Prooflike)」の違いについて混乱しているという声が多く寄せられています。
どちらも光沢があるなどの共通点があるため似て見えることもありますが、意味も製造方法も根本的に異なります。
特に「プルーフ=鏡面仕上げ」と誤解している人もいますが、たとえば20世紀初頭のマット仕上げのプルーフコインを見れば、このイメージが必ずしも正しくないことがわかります。
●PCGS公式定義
〇プルーフ(Proof:略号 PR)
特別に準備されたダイとプランシェット(円形素材)を使用
通常よりゆっくり・高圧で複数回打刻
その結果、通常の流通用(BUビジネスストライク)よりも細部が鮮明
PCGSでは1817年以降のものを「プルーフ(PR)」、それ以前は「スペシメン(SP)」と分類している。
〇プルーフライク(Prooflike:略号 PL)
見た目が鏡面のように反射するコインに与えられる用語(特にモルガンダラーで多用)
PCGSの定義では:
→両面の平地(フィールド)に、2〜4インチ離しても映り込みがある
ただし、曇りやストリエーション(筋模様)が反射を妨げる場合もある
※元々はモルガンダラー専用の分類でしたが、2019年から全コインに適用されるようになりました