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NGC社コラム:The Best of the Mint

『Jeff Garrett: The Best of the Mint』
https://www.ngccoin.com/news/article/14683/weekly-market-report-v15-47/

『Jeff Garrett: The Best of the Mint』

アメリカは 2026 年に建国 250 周年を迎えるにあたり、人気かつ歴史的な5種類のコインを金貨として復刻発行する。

米造幣局(US Mint)は、スミソニアン国立貨幣コレクション(NNC)のキュレーターと一般投票の結果をもとに5つの歴史的コインを選定。収蔵されているオリジナルコインを研究・撮影し、今回のプロジェクトに使用した。

最終的に選ばれた5種類は、米国史上もっとも人気の高いコインの一部であり、純度 .9999 の金で製造され、1オンス銀メダルが付属する。すべてのコインには「250」リバティベルのプルーフマークが入る。

■ 250周年記念シリーズの金貨ラインナップ
コイン 金量
1916 マーキュリーヘッド・ダイム 1/10オンス
1916 スタンディングリバティ・クォーター 1/4オンス
1916 ウォーキングリバティ・ハーフダラー 1/2オンス
1804 ドレイプドバスト・ダラー 1オンス
1907 セントゴーデンズ・ハイリリーフ・ダブルイーグル 1オンス

1916年の3種類については「他にも2016年に100周年記念で金貨が出たばかりで、再度の金貨化はやや早い」とガレット氏はコメントしている。

一方で、1804 ドレイプドバスト・ダラーと1907 ハイリリーフ・ダブルイーグルは、コレクターにとってきわめて魅力的な復刻となる。どちらも「100 Greatest United States Coins(米国コイン100傑)」に常に入る伝説的存在である。

■ 1804 ドレイプドバスト・ダラー(概要)
18世紀末〜19世紀初頭の希少銀貨で、長年「世界で最も有名なコイン」と称される。

1834年、国王(シャムの王、マスカットのスルタン)への外交贈答品セット用に「1804年」の日付で新たに少数が鋳造

クラス I(オリジナル)…現在確認されているのは8枚
クラス II(リストライク初期)…1枚のみ現存(スイス射撃ターレルに打ち直し)
クラス III(後期リストライク)…7枚が現存

いずれも超高額で、展示されれば常に話題となる“究極のトロフィーコイン”

最近になって、伝説的コレクター James A. Stack の遺産から未確認の新しい一枚が発見され、2025年12月にオークションに出る予定。

■ 1907 セントゴーデンズ・ハイリリーフ・ダブルイーグル(概要)
米国金貨史における最高傑作とされる
彫刻家アウグストゥス・セントゴーデンズの芸術的デザイン
セオドア・ルーズベルト大統領が既存のデザインを「芸術性がない」として刷新を依頼
立体的で彫刻的だが、商業上は不便(スタックしない・打刻に3〜5回必要)
1907年後半から低リリーフ版に変更
現在でも「最も美しいアメリカコイン」と評価される。

■ 2026年の展望
2026年は建国250周年であり、コレクターにとって非常に刺激的な年になる。

今回の金貨は高価になる見込みだが、

1804 ダラー復刻
1907 ハイリリーフ復刻

は特に注目すべき存在。

もし1オンス金貨を買える資金があるなら、この2種類は検討する価値がある。

ガレット氏曰く:
「もし1枚だけ買うなら、1907年ハイリリーフの復刻(2026年版)がおすすめだ。」