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NGC社コラム 偽造品の例:1932年ユーゴスラビア・ダカット

『Counterfeit Detection: 1932 Yugoslavia Dukat』
https://www.ngccoin.com/news/article/14893/counterfeit-detection-yugoslavia/

『偽造検出:1932年ユーゴスラビア・ダカット』

欠落したカウンターマークと不一致の細部が、このコインが本物ではないことを示している。

ユーゴスラビアは第一次世界大戦後、セルビアと旧オーストリア=ハンガリー帝国の領土を統合して成立した。1931年から1934年にかけて、ユーゴスラビアは重量3.48グラム(約1/8オンス)の金ダカットを鋳造した。

コインの表面には、1921年から1934年に暗殺されるまで統治した**King Alexander I of Yugoslavia**の肖像が描かれ、裏面にはユーゴスラビアの国章が配されている。

高グレードの1932年ダカットには、金の地金価値に加えて数百ドルの貨幣的価値(プレミアム)がある。最近、Numismatic Guaranty Company(NGC)は、このコインと称する標本を受領した。

〇主な偽造の兆候:表面

このコインでまず目立つ危険信号は、王の首元下にあるはずのカウンターマークの欠如である。

真正の1932年銘(NGCは200枚以上を鑑定済み)には、セルビアを示すトウモロコシのカウンターマークが存在する。

さらにデザイン上の不一致も確認された:
偽造品では王の内耳の細部が欠落
表面リムと周囲のドットの間隔が不自然に広い
王の右側のキリル文字「ユーゴスラビア」の一部が薄れている
髪の分け目上部が頭部と不自然に分離して見える

〇裏面の問題点

裏面でも問題が続く:
文字が本物より太く粗い
羽根の細部が完全に欠落

〇重要な注意点

この偽造品は実際に金で打たれている。
つまり、「金含有量だけでは真贋判定はできない」という重要な教訓を示している。

コインの真贋に不安がある場合、NGCは鑑定結果とグレードを保証している。
またNGCは、収集家やディーラー向けに包括的な偽造検出リソースも公開している。