NGCより注意喚起 偽造品が検出:1915年 オーストリア・ダカット(リストライク)
※リンク内の写真・画像が今回はとても大事です
『Counterfeit Detection: Austria 1915 Ducat - Restrike』
https://www.ngccoin.com/news/article/15028/counterfeit-detection-austria-1915-ducat/
『偽造品が検出:1915年 オーストリア・ダカット(リストライク)』
オーストリアの「1915年ダカット」は、1世紀以上にわたり製造され続けている特殊な金貨です。
表面:皇帝フランツ・ヨーゼフ1世
Franz Joseph I of Austria
第二次世界大戦で一時製造を中断するも、1950年代に再開し、現在も製造は続いている(リストライク)
〇本物のスペック
重量:3.49g
品位:.986(高純度金)
⇒投資用・地金系コインとしても有名
〇今回の偽物の特徴
NGCに提出されたコイン:
重量:3.29g(軽い)
成分:銅 61%、亜鉛 38%、微量のニッケル・鉄
⇒金ではない完全な偽物である
〇見た目で分かる偽物のポイント
分析機器なしでも判別可能な特徴として以下が挙げられる
① デザインの甘さ
耳周辺の髪のディテール欠落
⇒本物は細かくシャープ
② 表面の荒れ(ポロシティ)
地肌にブツブツ・空洞感
⇒鋳造偽物の典型
③ 文字の異常
文字が丸く膨らむ(例:AVST)
⇒本物はシャープで均一
④ 裏面の違和感
紋章の点がぼやけている
鷲の下に不自然な膨らみ(塊)
⇒精度の低い加工の証拠
〇重要ポイント:このコインが危険な理由
・リストライクが合法的に存在
見た目が「新しい」のが正常
⇒初心者ほど偽物と見分けにくい
・金であっても偽物はある
今回のケースは金ですらないが、しかし実際には金を含む偽物(低品位)も存在する
〇実践チェックリスト(超重要)
このコインを買うときは以下をチェックする
・重量チェック
3.49g ± わずか
・色味
.986金 → やや淡い金色
・ディテール
髪・文字・紋章のシャープさ
・表面状態
鋳造感(ザラつき)はNG
・信頼できる鑑定
NGC / PCGS推奨
〇コレクター視点の結論
1915ダカット(リストライク)の特徴は、
・流動性が高い
・比較的安価な金貨
・世界中で人気
しかし同時に、偽物が非常に多い代表的金貨の一つでもある。