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NGCより注意喚起 偽造品が検出:ミントマークを削除した1901年モルガンダラー

※リンク内の写真・画像が今回はとても大事です

『Counterfeit Detection: 1901 Morgan Dollar with Removed Mintmark』
https://www.ngccoin.com/news/article/15092/counterfeit-detection-morgan-removed-mintmark/

『偽物判別:ミントマークを削除した1901年モルガンダラー』

このコインは、あなたに「フィラデルフィア製」だと思わせようとしていますが、加工痕(tooling)が別の出自を示しています。

Morgan Dollar のコレクターならご存じの通り、ミントマーク(造幣局記号)は、コインの価値を大きく左右します。

1901年のモルガンダラーには以下の種類があります。
「S」=San Francisco 造幣局
「O」=New Orleans 造幣局
無刻印=Philadelphia 造幣局

〇本来はどれが高いのか?
発行枚数を見ると
1901-S
228.4万枚で最少発行
Philadelphiaの3分の1以下
New Orleansの6分の1以下

一見すると1901-Sが最も高価に思えます。

しかし実際には、1901 Philadelphia(ミントマークなし)が最も高いプレミアムを持ちます。

価格例(NGC MS63):
1901-O → 約100ドル少々
1901-S → 約1,000ドル前後
1901 Philadelphia → 10,000ドル超

つまり、ミントマークが無い方が圧倒的に高いという珍しい年号です。

〇偽物の手口
NGCに持ち込まれたのは、「1901 Philadelphia」を装ったコインでした。

しかし実際には、ミントマークを削り取った改造品でした。

〇どこを見るべきか?
ミントマークの位置は裏面「DOLLAR」の「DO」の上部付近にあります。

ルーペで確認すると、そこにtool marks(工具痕)がはっきり確認できました。

偽造者はミントマーク(おそらく O)を削る周囲の金属も荒らして自然に見せようとしたという加工を行っていました。

〇なぜバレるのか?
本物のコインにはdie flow lines(ダイフローライン)と呼ばれる、自然で滑らかな金属の流れがあります。

一方、改造品では工具痕の方向が急激に変化しており、不自然な削り跡が目立ちます。

熟練者には非常に分かりやすい違いです。

〇元のコインは何だったか?
この状態なら、1901-S の方が高価なので、比較的安価な1901-Oをベースにした可能性が高いと考えられます。