NGCコンサベーションの事例:コイン表面の曇り(ヘイズ)による残留物を除去する
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『NGC Conservation: Keeping Hazing Residues in Check』
https://www.ngccoin.com/news/article/15440/ngc-conservation-july-2026/
『NGCコンサベーション:コイン表面の曇り(ヘイズ)による残留物を除去する』
NGCのコンサベーションサービスによって、3枚のアメリカコインが本来の美しさを取り戻しました。
コインを適切でない環境で保管すると、表面に残留物(Residue)やその他の見た目を損ねたり有害となる汚染物質が付着することがあります。
NGC Conservationでは、独自の保存技術を用いてこれらの有害な表面汚染物質を除去し、コインの表面を安定化・保護します。また、多くの場合、コインの見た目(アイアピール)も改善されます。
保存処理後は、そのままNGCで鑑定・スラブ封入(カプセル化)が行われます。
今月、NGCの保存技術者は、表面にヘイズ(曇り状の残留物)が発生した複数のコインを処理しました。その中から代表的な3例を紹介します。
① プルーフ 1879年 3セント・ニッケル貨
ヘイズ状の残留物は、
・保管環境が悪い場合
・気密性の低いホルダーで長期間保管した場合
によく発生します。
この1879年プルーフ3セント・ニッケルは、コイン全面に濃いヘイズが発生していたため、NGC Conservationへ送られました。
NGCの保存専門家は、金属の種類を問わず、コイン表面を傷付けることなく残留物を除去する技術を備えています。
保存処理後、このコインは本来の明るく鏡面状の輝きを取り戻し、NGCで高い評価を受けました。
② 1940-S ウォーキング・リバティ・ハーフダラー
ヘイズ状の残留物は見た目を損ねるだけでなく、放置するとコイン表面へ永久的なダメージを与える可能性があります。
この1940-Sウォーキング・リバティ・ハーフダラーも、表面全体にヘイズが発生していたためNGCへ送られました。
このような残留物は、気密性の低いホルダー内で長期間保管された場合によく見られます。
NGCは表面を傷付けることなく慎重に残留物を除去し、その結果、美しい銀色の輝きを取り戻したこのコインは良好なグレードを獲得しました。
③ プルーフ 1993-S ジェームズ・マディソン記念1ドル銀貨
ミントのオリジナルパッケージで保管することは、劣悪な環境よりは望ましい方法ですが、それでも特定の種類のヘイズが発生することがあります。
特にこのような現代コイン(Modern Coins)は、その影響を受けやすい傾向があります。
この1993-Sジェームズ・マディソン記念銀貨には、鏡面部分(フィールド)に青色の斑点状ヘイズが発生していました。
NGC Conservationでは、この種の残留物も安全に除去する技術を有しており、コイン表面を傷付けることなく処理しました。
保存処理後は青い斑点が完全に除去され、良好なグレードを取得しました。
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